個人的に気になっていたので、気が付いたことをメモしておきたいと思います。
田舎の受験
田舎は高校の数が非常に少ないです。
市に普通科の高校は5校程度あるくらいで、国立や難関私大を目指す場合には偏差値が上位の2~3校以内に入らないと合格者数が少ないように感じました。
しかしながら意外とピンきりで、偏差値45くらいの高校から旧帝大に合格する場合もあります。
これは通学に時間(数時間とか)のかかる偏差値の高い高校ではなく、近所の普通科高校に進学した結果で、田舎独自の現象ではないかと思います。
入試に関して、地域トップ校でも最低合格点は5割くらいになります。この理由は、少子化が進み、入試の倍率が1.0倍前後になる場合が多々あるからです。
その結果、成績上位は県内トップクラスも数多くおり、同じ校内でも偏差値は50~80程度とバラつきがあったのではないかと思います。
都会の受験
都会ので良くあるのが お受験 ですね。
田舎との大きな違いは、勉強を始める時期が大きく異なる点です。田舎では高校生くらいから大学の事を考え始めますが、都会では名門私大の付属校や難関大進学への実績の高い私立一貫校などの合格に向けて小学生から受験を始めます。
普通に考えれば、田舎の高校生が都会の高校生にテストで勝つのはかなり厳しそうですよね。予備校や金銭面もかなり大きな要素だと思われますが。
私が周囲に聞いたところ中高一貫では、中学の勉強を1~2年で終え、高校までの範囲を高1~2で終え、高2~3の1~2年の期間を受験勉強にあてる場合が多いようです。それ故、超進学校では2年生の時点で大学別模試を受ける事も多々あります。
また、都会は学校の数も非常に多く、近い学力の集団となる様です。
学力差の問題
田舎の進学校と都会の一貫校では受験に割ける期間が年単位で異なります。それ故、1~2年浪人して同程度の学力になるのではないかと思います。
東大の偏差値が異様に高いのは、そう言った幼少期から勉強のテクニックを磨き、長時間勉強するのが当たり前、予備校などに金銭を割き、学習に理解のある家庭環境などの条件を満たした人々の内、更に選ばれた一握りが合格出来るからです。
環境を考えると、田舎で旧帝大に進学する方が都内で東大に合格するよりも難しいのではないかと思います。
まとめ
生まれた環境により進学可能な大学は制限される気がする。
それでは今日はここまでとします。
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