高校受験で偏差値60まで最短で上げる方法

みなさんこんにちは!

私の受験経験から、短時間で効率よく偏差値を上げるにはどうすればいいかを考察したので、県立高校の受験勉強についてまとめておきたいと思います。

あくまで個人意見なので過信はせず、参考程度に考えて頂けると良いと思います。

はじめに

ここで紹介する勉強方法は、偏差値60くらいまでの公立高校受験を対象にしています。

と言うのも、私立の高校は独自の難しい問題を出題する場合も多いので、予備校で専門の受験対策をしなければ合格が厳しいからです。

それに対し、公立高校では県立高校用の統一された試験が課せられます。

そこでは、基礎から応用までの幅広い難易度の問題が課せられるので、正答率が50~100%の基礎から標準までの問題を全問解ければ偏差値50後半まで行けると思います。

それゆえ、簡単な薄めの問題集で勉強し、過去問と模試の復習を行うことで、偏差値60くらいの高校までは塾無しでも合格可能だと思います。

ただし、近年は調査書を重要視する傾向があるので、調査書のウエイトが高い高校を受験する場合は、学力試験で高めの得点を取る必要があるのでご注意ください。

最低合格点を調べる

まずは情報収集が大切です。

○○高校最低合格点 などと調べると情報が出てきたりします。

私の地元にある偏差値60くらいの高校の例を述べると、倍率は例年1.0~1.2倍程度で、最低合格点は250/500程度と言う情報が複数ありました。

なので、この場合250点は偏差値50くらいなので、そのくらいの成績でも偏差値60の高校に合格していることになります。

また、都会と地方では高校受験の感覚が違うので簡単に説明しておこうと思います。

都会の場合は受験の倍率が高いのでその高校の偏差値に近い人が多く合格しますが、地方の場合は倍率が低いので中間層が少なく上位と下位で二極化しやすい傾向があります。

その結果として、都会の偏差値60くらいの高校を受験するには偏差値58ほど、地方の場合は偏差値52ほどあれば合格できる可能性があります。

合格プランの作成

県によって若干の平均点の違いはありますが、平均点5割くらいを目指して入試問題を作成している場合が多いと思います。

その場合の得点と偏差値の目安を以下の表にまとめました。

5教科の総合得点と偏差値の目安

上記の表を見ると、偏差値60の高校に合格するには300/500程度の得点を目指せば良いと言えます。

今回は全く勉強をしておらず、偏差値が40あるかないか程度の学力からスタートする場合を想定します。

まず、科目ごとの難易度を考えてみると、数>英>国>理=社となります。

理科と社会は暗記することが直接点数に結び付く努力で伸びやすい科目なので、この2科目を重点的に勉強することが偏差値を短期間で伸ばすコツになります。

国語は伸ばし難いがそこそこ点が取れる科目で、原因は解法テクニックを習得しないと点が取りにくいからだと考えられます。

英語は文法を中心に学習し、英単語を500個くらい覚えればそれなりに点が取れますが、高得点を狙う場合はもう少し覚える必要があり多少時間が掛かります。

数学は得意か苦手が激しい科目ですが、計算問題と各分野の最初の問題が少し解ければ6割くらいの得点は取ることが可能だと思います。

以上から理社重視の得点パターンを考えると、国60数40英60理70社70で総合300点で合格点を取ることが可能です。

また、完成まで時間のかかる国数英の内にどれか一つでも得意科目がある場合はかなり有利になると思います。

みなさんも自分の得意科目に合った得点パターンを作って、各科目をどのくらい勉強するかの目安にしてみてください。

国語

国語の入試問題を解くためにはテクニックが重要ですが、中々それらを学ぶ機会がありません。

そこで私が編み出した解答テクニックを紹介したいと思います。

以下の国語の入試問題の裏技解答方法について読んでみてください。

国語の入試問題を問題文で解く方法(高校入試編)

要約すると、問題文のキーワードの言い換えが書いてある選択肢を選べば、問題文を読まなくても正解することが可能と言うものです。

上記の記事を読み、入試問題の過去問を実際に解いてみてください。

上手くすれば即点数が伸びる可能性があります。

古文などの知識は学校で配られたワークを勉強しましょう。

そうすれば、6~7割は得点できるはずです。

数学

数学はとにかく計算が重要です。

多くの県立高校入試では、最初に計算問題と小問が総得点の4割分くらい載っています。

なので、計算問題と基礎問題のみを集中して勉強すれば40点は取ることが可能です。

加えて、他の大問の確率、関数、図形問題の最初の数問を解答できれば、トータルで6割程度の得点が可能です。

つまり、計算ミスをしないように何度も計算問題を繰り返し、他の大問の基礎問題が少しずつ解ければ数学で60点を取ることができます。

短時間で成績を伸ばすことを目標とし、まず以下の中学数学パターンドリルを解いてみると良いと思います。

この問題集は先取り学習にも使えるらしく独学に向いてる問題集と言えます。

パターンドリル問題集を解いてみて、解けるところと解けないところを把握し、繰り返し説き直して覚えると良いと思います。

それでも理解が難しい場合は、中学高3年間の数学が1冊でしっかりわかる本などで知識を補強すると良いでしょう。

加えて、高得点を取りたい場合は、確率、連立方程式、証明、関数、図形あたりを中学高3年間の数学が1冊でしっかりわかる本の解説をしっかり読んで勉強すれば8割以上の点数が取れると思います。

数学が苦手だけど少しでも点を取りたい人は、計算問題のやり込みに加えて上記の分野の内2~3個の分野を完成させれば7割は取れると思います。

上記の内容をある程度終えたら、数学の過去問を5年分ほど解いて目標点が取れそうなくらいまで復習しましょう。

英語

英語は単語と文法を学んだ上で読解問題を解くことが重要です。

高校受験の読解問題は素直な問題が多いので、英文をちゃんと読めれば解答することができます。

以下の中学英語をはじめからていねいには中学レベルの基礎文法、基礎単語600、基礎熟語300、加えて、例文の音声と英文読解の基礎がまとまっています。

つまり、この一冊を終えれば、模試や入試の過去問を解くことが可能となります。

この参考書の勉強方法は、何度か例文を書き、音声を聞き音読し、最終的に例文の文法を瀬悦明できればよいと思います。

掲載されてる単語と熟語は何度も繰り返して覚えましょう。

それが完了したら過去問を解いてみましょう。

ただ、語彙と読解の演習量が足りないと思うので、単語帳と読解の問題集を活用すれば満点近く取ることが可能だと思います。

また、上記の参考書は英検2級、TOEIC600点レベルまで対応しています。

理科

理科の出来は8割方暗記で決まると思います。

また、テストに出やすい問題がある程度決まっているので、出る順で勉強できるターゲットが即効性が高く成績が伸びやすいと思います。

ターゲットで知識を得たら総復習理科や学校で配られたワークなどをやりこむと良いと思います。

国数英は成績が伸びるまである程度時間が掛かるのに対して、理科と社会は覚えればすぐに点が伸びるので、短時間で偏差値を伸ばすには理科と社会でなるべく高得点を狙うことが重要です。

理科と社会は教科書を小説を読む感覚で一読してからターゲットやワークをやると流れが掴めて記憶に残りやすいと思います。

社会

社会も理科と似た勉強方法で良いと思います。

教科書を読み、ワークで演習することが大切です。

その他

実はターゲットシリーズは専用のアプリがあり、特に英語、理科、社会勉強しやすいと思います。

なので、ターゲットシリーズの復習には是非以下のアプリを活用しましょう。

旺文社高校入試でる順ターゲットシリーズ|無料アプリ&音声ダウンロード

また、以下のドリルも役に立つかもしれません。

ちなみに、私は中学英文法の復習に使用しました。

まとめ

理社を中心に勉強し、国数英は基礎を固めると、偏差値60くらいの高校には割と短時間で合格することが可能だと思います。

進路に悩んでいる方の参考になれれば幸いです。

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