マダニに刺された場合の対処方法について、手短に説明したいと思います。
マダニに刺された経緯
先日渓流釣りに山奥へ行った際、マダニに刺されていました。恐らくは茂みを掻き分けて移動した際に服に付着したものと思われます。
当時は長袖とデニムの服装のため、マダニなどの毒虫に刺されにくい服装だったと思います。
その夜、風呂に入ろうとしたとき、左肩下の辺りが軽くつねられた様な痒みがある事に気が付きました。肩を見るとマダニが付着していました。
釣りの後家に帰って、上着を脱ぎ、しばらくしてから上着を着て出かけました。その時、衣類の外側から、汗などの湿気の多い内側に移動していたために肩を刺されたのではないかと思います。
アウトドアだけでなく、ペットに付着したマダニに刺されるパターンもあるそうなので要注意。
マダニによる感染症
マダニに吸血された場合、1~2週間の潜伏期間を経て、様々な種類の感染症を引き起こす場合があります。感染確率は低い様ですが、中には死亡率の高い感染症もあるので要注意です。有名な感染症だと、SFTS、つつが虫病、ライム病などがあります。詳細は省略。
マダニに刺された場合の対処法
マダニに刺された場合は皮膚科に行くのが正解です。
しかしながら、私は気になって仕方がないので、自分で取る事にしました。
マダニを突っつくと脚をカサカサ動かします。これが元気な状態です。そこで、まずはマダニを窒息させて弱らせます。
具体的には、バターやマーガリンなど油分を含むもので軟膏にしたり、チリ紙をアルコールなどで湿らせたもので湿布、盛り塩を水で湿らせたものなどでマダニを窒息させることが出来ます。
その状態で30分以上放置しておくと、マダニがピクピクと弱って動きが鈍くなります。この状態になれば、ピンセットで取り除く準備ができます。以下の様な専用のマダニ取り器具やポイズンリムーバーがあれば取りやすくなると思います。
除去キットを使う場合は、マダニの針と頭の部分に引っ掛けて抜き取りましょう。
ピンセットで取る場合は、マダニの頭部をつまみ、何度も垂直に引っ張ると綺麗に除去することが出来ました。イメージとしては、カサブタをピンセットで剥がす様な感じでした。
頭や針が残ってしまったら感染症の危険が高まるので即病院に行きましょう。自分での除去については自己責任となります。
また、マダニ除去後、2週間程度発熱や発疹が無いか注意観察しましょう。そして、何か異常が出た場合は病院に行き、マダニに刺されましたと言いましょう。
まとめ
マダニに刺されたら基本的は病院へ行きましょう。
自分で取る場合は、マーガリンなどで窒息させてから頭部をピンセットなどでつまみ抜き取る。
その後、2週間程度体調不良が無いか観察。あれば病院に行きましょう。
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